会社概要|meguriai訪問看護ステーション

meguriai訪問看護ステーションのホームページをご覧いただき、誠にありがとうございます。私が小学生の時に、父方の祖父が癌で亡くなりました。今でも思い出すと悲しいほど、私の中では衝撃的な出来事でした。しかし、そんな悲しみの中で唯一良かったと思える事があります。それは最期病院で亡くなる瞬間に立ち会えて、手を握って「ありがとう」と伝えた事です。手が冷たくならないようにと、祖父の手が汗ばんでふやけるくらい必死に手を握りしめていた事を今でも覚えております。数年前には母方の祖父も、母の看病で住み慣れた自宅で手を握りながら「ありがとう」と伝えて看取る事ができました。最期の場所は病院でも家でもどこでも構いません。誰かが側にいるだけで、亡くなる方はどれだけ心強いことか。これは祖父が私に体を張って教えてくれた感情であり、人のためになる仕事がしたいと思えた一つのきっかけでもあります。私は、「自分のことを自分と同じくらい考えてくれる人がいる安心さ、心強さ」を実感しております。その安心さを利用者さんにも感じで頂けるよう意識して看護をしております。今後の人生を私たちと関わることで、『安心して穏やかに自分らしく暮らせる』きっかけとなれば、幸いです。その方が望む人生（最期）になるように、全力で支援できる訪問看護ステーションにしていきたいです。

meguriai訪問看護ステーションには、豊富なキャリアと専門知識を持つスタッフが在籍しています。それぞれが長年の現場経験で培った確かなスキルと深い洞察力を活かし、ご利用者さま一人ひとりの状態や背景にしっかりと寄り添った、きめ細やかなケアを実現しています。ただ病を診るのではなく、「その人の人生そのものに寄り添う」そんな想いを胸に、スタッフ一人ひとりが、地域の精神的な健康と安心を支える存在として日々の看護に取り組んでいます。医療の専門性と人の温もり、その両方を大切にしたサービスで、信頼されるパートナーを目指しています。

私たちは、利用者さま一人ひとりの暮らしと想いに寄り添う「チームケア」を大切にしています。看護師、リハビリ職、相談員など多職種が連携し、それぞれの専門性を活かしながら情報を共有し、共通の目標に向かって支援を行っています。一人の力ではなく、みんなで支えることで、より安心感のあるケアと、きめ細やかなサポートが可能になります。利用者さまやご家族もチームの一員として、ともに考え、ともに歩む。それが、私たちの目指すチームケアのかたちです。